2018/12/6

トラベル学科

1年生 国内研修旅行

トラベル学科1年生は、11月13日~15日の二泊三日の日程で、国内研修旅行に行ってきました。

駿台(スンダイ)のトラベル学科の国内研修旅行は、プランニング、準備、運営、添乗まで、旅行業務をトータルに体験しながら、学生たち全員が、実践力を身に付けていきます。

グループ毎に研修テーマを決めて旅行をプランニングし、それをクラスメイトやプロの旅行会社の方々へプレゼンし、投票の結果で研修先を決定します。

今年選ばれた研修旅行プランは「GO! MIYAGI & FUKUSHIMA」(東北)に決定しました。

テーマの「旅行業を目指す私たちが知っておきたい東日本震災復興の今」を基に創造した行程は、物見遊山の観光旅行とは違う、学びの多い旅となりました。

掲載にあたっては、写真撮影が得意な渡邊君と研修旅行リーダーの一人の政木君が撮影した写真と共に紹介します。

1年生 国内研修旅行

1日目 の行程

東京駅 (やまびこ43号) 仙台駅 → 気仙沼 海の市(自由昼食)→ 気仙沼震災学習(震災語り部ガイド) → ホテル会議場にて震災学習(ホテル支配人、現地旅行会社)→ ホテル宴会場での夕食 → 就寝【宿泊】サンマリン気仙沼ホテル観洋

<気仙沼>

「海の市」で気仙沼の加盟店でお金を使うとポイントが付き、そのポイントは復興支援のための寄付となる「クルーカード」を作成しました。昼食や土産購入を通じて微力ですが、気仙沼の復興の応援をしました。

1年生 国内研修旅行
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その後、震災語り部ガイドさんにバスに乗車いただき、震災当時の町内の様子を、記憶を遡って現在の復興状況をお話しいただきました。

特に印象深かったのは、「気仙沼向洋高旧校舎」。

最上階の4階まで浸水し、津波で流れ込んだ乗用車が3階に生々しく残っています。現在、震災遺構として残すために補強工事を進め、来年にはその姿を中から見る事ができるようになるとのことです。

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語り部の吉田さん
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気仙沼向陽高校

<サンマリン気仙沼ホテル観洋>

ホテル到着後、すぐに震災講話が始まりました。

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サンマリン気仙沼ホテル観洋 支配人
堺 丈明 様
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(堺さまからの言葉)

「調理場にあったお米を炊いて、おにぎりにし、売店のお土産や布団をできるだけ多く持って避難所に向かった」

「ガレキは価値の無い物を指す言葉。だからこそ、私たちは津波で流された物をガレキとは呼ばず、価値のある物を示す『被災物』と呼んでいます。」

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㈱オーシャンコネクト代表取締役 
紺野 憲一 様
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熱心に聞き入る学生たち

開業して4か月目に震災が起きました。活用できる電源や交通機関等、限られている中、旅行会社の立場でできる限りの事をしました。

例えば、外国人船員たちが帰国する為に、大使館へ働きかけるなど渡航手続きの代行や飛行機の手配をしたり、お風呂に入れない被災者たちにバス6台を貸切り、無料で温泉にお連れしました。

旅行業に携わっているからこそできた支援でした。

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夕食は宴会場にていただきました。
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海鮮尽くしでフカヒレの姿煮もついた豪華版です!
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お見送りは大漁旗で!
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ホテルの部屋からの港の風景

2日目の行程

ホテル出発 → 津波体験館 → 松島観光船(語り部による震災講話) → 五大堂 → 昼食(牛タン利休)→ 数珠作り(円通院)→ 秋保大滝 → ホテルバイキングの夕食 → 自由時間 → 就寝

<唐桑半島ビジターセンター津波体験館>

日本初の津波体験施設。東日本大震災以前に起きた地震と津波の歴史をパネル展示で学ぶ事ができ、ハイビジョンシアターでは津波体験ができます。

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<松島観光船>

260余りの島々に守られ、他の地区に比べれば津波被害が少なかったとは言え、被災しています。

地震の瞬間も遊覧船は運航していて、岸に向かう途中でした。

冷静に対応し岸に船を戻し、降船後もお客様を速やかに避難させた事で全員無事でいられたそうです。

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<円通院>

紅葉真っ盛りの庭園を眺めながら、就職も恋愛もあらゆることに縁がありますように …願いを込めて数珠つくりをしました。

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<秋保大滝>

落差が55m幅6mもある迫力ある滝。

見頃の紅葉と滝がマッチし、最高の景色を拝見することができました。

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3日目の行程

ホテル → かねまん本舗(かまぼこ店)震災講話を聞きながら塩屋崎へ → ら・ら・みゅう(海鮮バーベキューの昼食)→ アクアマリンふくしま → 泉駅 (ひたち22号)→ 東京駅 解散

<かねまん本舗>

お店の駐車場から社長自らバスに搭乗し、震災時の体験談や薄磯海岸から塩屋埼灯台まで震災被害の状況や復興について案内していただきました。

津波が来たら「何をおいても、まず逃げろ」言葉が印象的でした。

かまぼこのお味は最高!皆、お土産に購入しました♪

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<いわき ら・ら・みゅう>

シーフードバーベキューの昼食。市場で購入した新鮮な海産物も持ち込めます!

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2階には震災復興に関してのパネルが展示されていました。

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<アクアマリンふくしま>

地震と津波の影響で大水槽のアクリル板に亀裂が入り、水槽の水循環の装置や水温を管理する装置も燃料が無く運転できない状態が続きました。

その間に9割の生き物たちの命が奪われたそうです。現在はその面影を感じる事はなく最新の設備を備えた巨大な水族館でした。

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帰京後は旅行会社社員さながらの報告書を作成し、旅行企画から研修実施後までの業務を一通り経験しました。

授業内では反省会と旅行の報告をする為に壁新聞を作成しました。

ツーリズム館の掲示板に貼り出していますので是非見に来て下さい!

最後に今回の研修旅行に関わってくださった全ての皆さんに感謝申し上げます。 特に研修旅行に3日間もお付き合いいただいた、旅行会社の福島さん、ドライバーの本田さん、ガイドの佐々木さん、におかれましては、本当にありがとうございました。

震災に見舞われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

一日でも早い復興をお祈り致します。